チャートは移動平均線と出来高だけ見ればいい ─ 還暦初心者が半年で気づいたこと

「株を始めたら、チャートの読み方を覚えなきゃいけないと思っていた。でも種類が多すぎて何から手をつければいいかわからない」そんな経験、ありませんか?今回は半年の実践を通じて気づいた「最初に押さえるべきチャートの2つのポイント」を整理します。

目次

チャートの種類が多すぎて混乱した

シロー

「株を始めたころ、チャートを見ようとしたんだけど、線や指標が多すぎて何が何だかわからなかったんだよね。」

「チャートに表示できる指標はこんなにあるにゃ。」

  • 移動平均線(5日・25日・75日・200日)
  • ボリンジャーバンド
  • MACD(マックディー)
  • RSI(相対力指数)
  • 一目均衡表
  • ストキャスティクス
  • 出来高
  • VWAP(出来高加重平均価格)

「これを全部同時に見ようとしたら、チャートが線だらけになって逆に何もわからなくなるにゃ。」

シロー

「まさにそれをやってたよ(笑)画面が線だらけになって、結局何を見ればいいかわからなくなった。」

「最初に必要なのは2つだけにゃ。移動平均線と出来高にゃよ。」

移動平均線とは何か

シロー

「移動平均線って何?」

「一定期間の株価の平均を線でつないだものにゃ。例えば25日移動平均線はこうにゃ。」

直近25日間の終値を全部足す
  ↓
25で割る
  ↓
その点を毎日プロットして線でつなぐ
  ↓
株価のトレンド(方向性)が見えてくる

「よく使われる移動平均線はこうにゃ。」

種類期間見方
短期線5日・25日直近の株価の動きを反映。敏感に動く
中期線75日数ヶ月のトレンドを反映
長期線200日長期的なトレンドを反映。ゆっくり動く
シロー

「線が複数あるんだね。どれを見ればいいの?」

「最初は25日移動平均線だけ見れば十分にゃ。見方はシンプルにゃ。」

株価が25日移動平均線の上にある
  ↓
上昇トレンドの可能性が高い(買われやすい状態)

株価が25日移動平均線の下にある
   ↓
下降トレンドの可能性が高い(売られやすい状態)

株価が25日移動平均線を下から上に突き抜ける(ゴールデンクロス)
   ↓
買いのサインとして見られることが多い

株価が25日移動平均線を上から下に突き抜ける(デッドクロス)
  ↓
売りのサインとして見られることが多い

シロー

「ゴールデンクロスとデッドクロスって言葉、動画でよく聞いたよ。移動平均線のことだったんだね。」

「そうにゃ。言葉だけ先に覚えていても、移動平均線の仕組みを知らないとピンとこないにゃ。順番が大事にゃよ。」

移動平均線の注意点

シロー

「移動平均線さえ見ていれば安心ってこと?」

「そこは正直に言うにゃ。移動平均線には限界があるにゃ。」

移動平均線の限界
・過去の株価を平均したものなので「後追い」になる
・急激な株価変動には対応が遅れる
・横ばい相場では機能しにくい

「だから移動平均線だけで判断するのは危険にゃ。そこで組み合わせるのが出来高にゃよ。」

出来高とは何か

シロー

「出来高って何?」

「その日に売買された株の総数にゃ。チャートの下にある棒グラフで表示されているにゃ。」

出来高が多い
   ↓
その株への注目度・売買が活発
   ↓
株価の動きに信頼性がある

出来高が少ない
   ↓
売買が閑散としている
   ↓
株価が動いても信頼性が低い場合がある

シロー

「出来高が多い方がいいってこと?」

「単純にそうとも言えないにゃ。組み合わせで見ることが大事にゃ。」

移動平均線×出来高の組み合わせ

「この2つを組み合わせるとこうなるにゃ。」

パターン① 本物の上昇サイン
株価が上がる+出来高が増える
   ↓
多くの投資家が積極的に買っている
   ↓
上昇トレンドの信頼性が高い

パターン② 偽の上昇サイン(注意)
株価が上がる+出来高が少ない
   ↓
少ない売買で株価が動いている
   ↓
すぐ反転する可能性がある

パターン③ 大口が動いているサイン(要注意)
株価が下がる+出来高が急増
   ↓
大口投資家が大量に売っている可能性
   ↓
さらに下がるリスクがある

パターン④ 底打ちのサイン
株価が下がる+出来高が少ない
   ↓
売り圧力が弱まってきている
   ↓
底打ちの可能性もある(ただし確定ではない)

シロー

「出来高を一緒に見ると、株価の動きが本物かどうかの判断材料になるんだね。これは知らなかったよ。」

「そうにゃ。株価だけ見ていると騙されることがあるにゃ。出来高はその動きの『裏付け』になるにゃよ。」

TradingViewでの確認方法

シロー

「実際にどこで確認すればいいの?」

「TradingViewが使いやすいにゃ。設定はシンプルにゃ。」

TradingViewを開く
  ↓
見たい銘柄を検索する
  ↓
インジケーター(指標)から「移動平均線(MA)」を追加
  ↓
期間を25日に設定する
  ↓
画面下の出来高(Volume)を表示する
  ↓
この2つだけ表示した状態で見る

「最初は他の指標を全部消して、移動平均線と出来高だけにするのがおすすめにゃ。画面がシンプルになると見やすくなるにゃよ。」

シロー

「線を増やすほど逆にわからなくなるんだよね。シンプルが一番か。」

チャートより大事なこと

シロー

「チャートを覚えれば投資がうまくいくの?」

「正直に言うにゃ。チャートはあくまで『補助ツール』にゃ。」

「投資判断の優先順位はこうにゃ。」

① その企業のビジネスモデルを理解する(最重要)
  ↓
業績が伸びているかどうかを確認する
  ↓
③ 買うタイミングの参考にチャートを使う(補助)

「チャートは『いつ買うか』の参考にはなるにゃ。でも『何を買うか』はビジネスモデルと業績で判断するにゃ。順番を間違えないことが大事にゃよ。」

シロー

「チャートから入ると、中身を見ないで形だけで判断してしまうリスクがあるんだね。まず企業を理解してからチャートを使うということか。」

「その通りにゃ。製造業で言えば、見た目だけで部品を選ぶより、仕様書をちゃんと確認してから選ぶのと同じにゃよ。」

まとめ

シロー

「今日の話を整理してもらえる?」

項目ポイント
最初に覚えるチャート指標移動平均線(25日)と出来高の2つだけ
移動平均線の使い方トレンドの方向性を確認する。株価が線の上か下かを見る
出来高の使い方株価の動きの信頼性を確認する。移動平均線と組み合わせる
チャートの限界過去の数字の後追い。単独では判断できない
投資判断の優先順位ビジネス理解→業績確認→チャートで買い時を参考にする

「まとめるとこうにゃ。」

「最後にこのシリーズ全体を通じて一番伝えたいことを言うにゃ。」

「還暦から始めても、半年の実践で得られる気づきは投資本には載っていない」

「用語を覚えることより、小さな実践を積みながらAIを相棒に自分の考えを言語化する習慣をつけることにゃ。それが一番の近道にゃよ。」

シロー

「このシリーズを通じて、自分が半年でぶつかってきた疑問や気づきを整理できた気がするよ。同じように還暦前後で投資を始めようとしている人の参考に少しでもなれば嬉しいな。」

「何かを始めるのに遅すぎることはないにゃ。一緒に学んでいくにゃよ。」

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この記事を書いた人

猫と暮らしながら、還暦を機に「新しい世界」を見たくて投資を始めました。 製造現場で30年培った「品質を見る目」を武器に、難しい経済ニュースはAIを秘書にして読み解き、日々の株価はスプレッドシートで管理するデジタル派還暦投資家を目指しています。 2025年9月から、日本株を中心に月5,000円の少額投資をコツコツ実践中です。

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